こんにちは。Tiramisu No.6です。
今日は、私たちがこのお店を立ち上げるきっかけとなった“原点の物語”をお話しさせてください。
――今から約30年前。
大阪・谷町六丁目の「からほり商店街」で、私は人生で初めてティラミスを食べました。
当時は日本中がティラミスブーム。ショーケースに並ぶそのケーキは、どこか大人びて見え、胸が高鳴ったのを覚えています。
一口食べた瞬間、マスカルポーネのなめらかさとコーヒーのほろ苦さが重なり合い、まるで“背伸びした自分”に出会えたような気持ちになりました。
「こんなに美味しいものがあるんだ」と衝撃を受けたあの瞬間が、すべてのはじまりです。
年月が経っても、その感動は薄れません。
嬉しいときも、少し落ち込んだときも、ティラミスはいつも寄り添ってくれました。
だからこそ今度は、私たちが“頬がほころぶようなティラミス”を通じて、誰かの心を少しだけ温めたい。
そんな想いでTiramisu No.6は生まれました。
店名の「No.6」は、私たちの原点である「谷町六丁目(Tanimachi No.6)」から。
この場所から全国へ、ティラミスで“少し元気になれる時間”をお届けしていきます。
